DVD鑑賞

週末はDVDを2本観ました。別に暇だったわけじゃなく、日本映画を使った授業があるのでそのため。

用心棒

黒澤映画を観るのは初めてだったけど、なかなか良かった。
清兵衛一家と丑寅一家の2つの勢力が対立している宿場町にやってきた浪人、桑畑三十郎(自称)が、両者に自分を用心棒として売り込みつつ、お互いに喧嘩をさせて壊滅に導くというストーリー。


なんか明るめのマフィア映画を観ているような雰囲気でした。


三船敏郎はすごくいい味を出してます。ジョージ・ルーカスがオビワン役に起用しようとしたのもわかる気がする。

Shall We ダンス?

テレビで何度か観たことがあるけれど、やっぱり面白い。
ごく平凡な中年サラリーマンが社交ダンスにはまっていく様子を、すごくうまく描いてるなあという感じ。


とくに習い始めのぎこちなさっていうのは、観ている方をハラハラさせてしまう。


ダンス大会が終わったあと、ダンスをやめるという主人公の杉山(役所)が、娘に言われて庭で妻にダンスを教えたときの「寂しい思いをさせてすまなかった」っていう台詞に感動。


来年公開の周防正行監督の次回作「それでもボクはやってない」は痴漢冤罪をテーマにした裁判ものだそうで、どんなふうに描くのか今から楽しみ。


あと、リチャード・ギア主演のリメイク版も観ておくかな。