金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

実家にあった本。


キャッシュフロー・クワドラントは著者のロバート・キヨサキが提案しているもので、働き方やお金の稼ぎ方を4つのタイプに分け、縦横の線で区切ったエリアの左上をE(Employee = 従業員)、左下をS(Self-employed = 自営業)、右上をB(Business owner = 事業主)右下をI(Investor = 投資家)とするもの。
キャッシュフロー・クワドラントは著者独自のものだけれど、カバーにも説明があってすぐ理解できる。本の中ではこの図が説明の中で何回も出てくる。


ロバート・キヨサキは左側のタイプを「お金のために働く人」、右側のタイプを「自分のためにお金を働かせる人」と呼び、お金と自由を得るにはクワドラントの左側に移ることが必要だと説く。


その基本的な考え方は前著の「金持ち父さん貧乏父さん」(ISBN:4480863303)にも書かれているけれど、本書ではクワドラントの右側に移る方法についてもっと踏み込んで、そのための7つのステップについて説明している。


著者自身や金持ち父さんのエピソードもたくさん書かれているけれど、時間のない人は7つのステップを説明している第3部を中心に読んでいけば良いと思います。