Joel on Software

Joel on Software作者: Joel Spolsky,青木靖出版社/メーカー: オーム社発売日: 2005/12/01メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 371回この商品を含むブログ (451件) を見る元マイクロソフトの開発者である著者が、自身のブログ*1記事をまとめたエッセイ集。…

受託開発の極意

しばらく本の感想を書くのがストップしていますが、読書自体は進めているので感想のタスクが溜まる一方になっています。今年は本を100冊読んで感想をブログに書くということを自分に課している以上は、感想を書かないとそれを完了したことにならないので、感…

3時間で「専門家」になる私の方法

3時間で「専門家」になる私の方法作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/09/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 284回この商品を含むブログ (118件) を見る「次世代ウェブ」(asin:4334033857)や「フラット革命*1」…

頭のいい段取りの技術

頭のいい段取りの技術作者: 藤沢晃治出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2007/12/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 13人 クリック: 333回この商品を含むブログ (93件) を見る非常に読みやすかった。この本自体がとても段取り良く書かれた本なの…

過剰と破壊の経済学

過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042)作者: 池田信夫出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/12/10メディア: 新書購入: 3人 クリック: 154回この商品を含むブログ (62件) を見る著者のブログは最近よく読んでいるので内…

ウェブ時代をゆく

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1191件) を見る2008年に読む本の1冊目。「ウェブ進化論」の梅田望夫氏…

こころの情報学

こころの情報学 (ちくま新書)作者: 西垣通出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/06/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 43回この商品を含むブログ (36件) を見る「情報と心の関係」をテーマにした本。 「情報」とは何か、「心」とは何かということに関す…

電波利権

電波利権 (新潮新書)作者: 池田信夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 164回この商品を含むブログ (93件) を見るエコノミストであり、アルファブロガーでもある池田信夫さんの著書。 実質的に数兆円程度の価値がある…

IDEA NO. 324

idea (アイデア) 2007年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2007/08/10メディア: 雑誌 クリック: 15回この商品を含むブログ (6件) を見る2970円と雑誌にしてはかなり高いけれども、特集の「ダイアグラム・地図作成法」が読みたくて買った。…

ウェブ社会をどう生きるか?

最近、西垣通の本を何冊か読んでいます。その1冊目についての感想。ウェブ社会をどう生きるか (岩波新書)作者: 西垣通出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/05/22メディア: 新書購入: 6人 クリック: 39回この商品を含むブログ (85件) を見るこの本のほと…

やりたいことをやれ

やりたいことをやれ作者: 本田宗一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/09/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (44件) を見る「スピードに生きる」は自伝としてまとまっている本だけれど、こちらは文庫サイズで1ページ…

スピードに生きる

スピードに生きる作者: 本田宗一郎出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2006/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る経営論というよりは、本田宗一郎の技術者、あるいは経営者としての哲学を、自伝とともにまとめた…

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)作者: 西村博之出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2007/06/29メディア: 新書購入: 18人 クリック: 338回この商品を含むブログ (335件) を見る2ちゃんねるの管理人ひろゆきがITやネットについて語ったインタビュー…

次世代ウェブ

次世代ウェブ グーグルの次のモデル (光文社新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/01/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (135件) を見る次のウェブはこうなる、ということよりは、今のウェブで起こってい…

脳の中の人生

アハ体験でおなじみの茂木健一郎さんの本。 日常生活などの様々な出来事を脳科学的な視点でわかりやすく解説していて、面白かった。 人がギャンブルにはまるのは、脳が不確実性を好むから。 ケンブリッジ大学のシュルツ教授らの研究では、サルにジュースを与…

スイス人銀行家の教え

これも弟から借りて読んだ。「ユダヤ人大富豪の教え」の続編。 自分が思っている以上にお金というのは人生を左右していて、家族関係をもお金に影響を受けている。とくに両親のお金に対する経験や考え方というのは自分に強く影響しているというのが印象的だっ…

ユダヤ人大富豪の教え

弟から借りて読んだ。本田健さんの本をはじめて読みました。 物語形式で、小説を楽しむような感覚でお金についての教訓を得られる。非常にいい本。 言っていることはロバート・キヨサキの「金持ち父さん〜」にも通じるところがあるけれど、「金持ち父さん〜…

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

実家にあった本。 キャッシュフロー・クワドラントは著者のロバート・キヨサキが提案しているもので、働き方やお金の稼ぎ方を4つのタイプに分け、縦横の線で区切ったエリアの左上をE(Employee = 従業員)、左下をS(Self-employed = 自営業)、右上をB(Bus…

ウェブログの心理学

前から読みたかった本。1年も前に図書館に入れてもらっていながら、時間がなくて読めなかった。半分ぐらいフォトリーディングで読みました。 4人の社会心理学者がウェブログについて考察した本。ウェブログについて書いた本はそれこそ腐るほどあるけれど、深…

LifeHacks Press 買った

Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~作者: 田口元,安藤幸央,平林純,角征典,和田卓人,金子順,角谷信太郎出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2006/03/23メディア: 大型本購入: 27人 クリック: 886回この商品を含むブログ (396件) を見る昨日買い…

東野圭吾 「白夜行」

この小説を読み始めてからドラマが始まり、小説では最後に明かされる真実が、ドラマの初回でわかってしまうので、それを見てネタバレして悔しい思いをしてしまった。それでも、読んでいてとても面白かった。ある殺人事件の被害者の息子と加害者の娘の周りで…

福井晴敏 「亡国のイージス」 上下

亡国のイージス 上 (講談社文庫)作者: 福井晴敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07/16メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 68回この商品を含むブログ (335件) を見る亡国のイージス 下(講談社文庫)作者: 福井晴敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07…

辻仁成 「サヨナライツカ」

結婚前に火遊びして、遊びのはすがいつか本気になってて、でも別れて、25年後に再び会って「本当は愛してた」っていうお話。 主人公豊と沓子が最初に出会ってから別れるまでが第1部、25年後に再会し、沓子が亡くなるまでが第2部。 構成はもうちょっと…

辻仁成 白仏

作者辻仁成の祖父をモデルにした鉄砲屋江口稔の一生を描いた作品。 激動の時代を生きた稔の人生を通して、生きることは何か、いろいろ考えさせられる。 辻仁成って青春小説とか恋愛小説とかばっかりだと思ってたけど、こういう作品も書けるのね。 すっごくい…

図書館にて借りる

前に図書館に何冊かの本の購入を申請していたのだけれど、すっかり忘れていた。気がついて調べてみると、やっぱり入っていたし。申請のときに入ったら連絡を希望していたのに、連絡なかったぞゴルァ! おかげである本はすでに貸し出されていて、しかも夏期特…

Jef RakinとCanon Cat

ヒューメイン・インタフェース(asin:4894714205)を読んでいたら、Canon Catのことが頻繁に書かれている。そのわりにはCanon Catがどういう素性のものなのかよくわからなかったので、少し調べてみた。 しかし相当にレアな代物らしく、日本語で書かれた資料は…

ロバート・ニュートン・ペック「豚の死なない日」

読了。中学のときに読書感想文のために読んだことがあって、昨年末にブックオフで見かけて懐しくなって買ったもの。いろんなエピソードがある中で特に印象に残ったのが、豚のピンキーを殺す場面。ピンキーはロバート少年が隣人のタナーさんからもらって大切…

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

楽天フリマで注文していたのが届いた。ドナルド・A・ノーマン先生の本。2715円也。しかし、その前に読みかけて止まっている本が多い、少し挙げてみると、 脳と視覚―グレゴリーの視覚心理学 ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針 C…

辻仁成「アンチノイズ」

「音の環境地図」っていうのはとても面白いと思う。視覚による街の景観っていうのはよく意識されることだけれど、街の音の環境はあまり気付かれない。でも実際には街の中の音って人間にとってすごく重要だと思う。 この小説の面白いところはそれだけではなく…

辻仁成「グラスウールの城」

読み終えたのは先週の土曜だけれど。 近所の古本屋で先月買ったもの、1日あれば充分に読めてしまうぐらいの分量だけれど、なかなか読む時間がなくて3週間以上かかってしまった。 表題作 グラスウールの城 音楽システムのディジタル化が人にとって本当に心地…