研究室旅行2日目

朝5時前に起きて、禅通寺で座禅の講習を受ける。
ゆっくり呼吸をしながら、雑念を取り払うために呼吸の数を1から10まで数える。でもなかなか雑念は取り払えず、気づいたらつい他のことを考えていたり、そのうちに数を忘れたり・・・。


住職によると、座禅は脳内の活動のバランスを整えるセロトニンの分泌を促進する効果があると東工大の先生が本に書いているそうな。
しばらく前、アメリカの神経学会でダライ・ラマ14世が招待されて講演したっていう記事があったのを思い出した。瞑想は脳科学では最近の流行らしい。

座禅のあとは円空仏を拝観。円空は江戸時代の仏師で、生涯に10万体*1もの木彫りの仏像を作った人。素朴だけれど力強くて温かみのある仏像でした。


朝食のあと、車で鍋平高原に移動して新穂高ロープウェイに乗る。標高1308mのしらかば平駅から標高2156mの西穂高口駅まで7分で一気に登る。ゴンドラからの眺めはめちゃくちゃ壮観でした。


新穂高ロープウェイゴンドラからの眺め


西穂高口駅周辺をしばらく散策したあと、再びロープウェイで鍋平高原まで下り、移動。
途中にあった食堂で昼食*2をとったあと、平湯大滝へ。


飛騨牛の朴葉味噌焼き平湯大滝


平湯大滝は飛騨三大名瀑のひとつ。落差64mは豪快。


宿に帰着。いろいろと歩いたりしてかなり疲れていたけれど、まだ午後3時。早起きすると1日ってこんなに長いのね。
入浴後しばらく仮眠。


食事のあとは夜の勉強会。
各自で10年後の生活についてプレゼン。酒を飲みつつ・・・。
酒のせいかどうかは知らないけれど、話が弾む。気づいたら宗教的な話になってたり、座禅の影響かなw

*1:ウェブでは12万体になっているところが多いけれど、住職によれば10万体という説の方が信憑性が高いとのこと。

*2:ボスのおごりで飛騨牛の朴葉みそ焼き定食。ごちそうさまでした!