いま、会いにゆきます

今日は市長選挙と市議の補欠選挙の投票日だったので、お昼ごろに投票を済ませたあと、市内のシネコンへ「いま、会いにゆきます」を観に行った。
なんかものすごく感動しました。中盤ぐらいから涙こらえるのに必死だったし。
以下、ネタバレになるので背景と同じ色にしてあります。選択して反転させてお読みください。

死んだ妻が梅雨の季節に6週間だけ戻ってくるっていう設定は、まず現実にはありえないし、とても安っぽいなと思って観ていたのだけれど、20歳の澪が交通事故でタイムスリップ(?)して未来の夫である巧と、息子佑司に出会う、という展開に妙に納得。
いや、それでも現実にありえないことには違いないのだけれど。
ちなみに、臨死体験した人が未来を見たというのは実際にあるらしい。
あと、キャストがみんな良い味を出していた。
中村獅童も、竹内結子も、佑司役の武井証も。
12年分の予約されたケーキを全て届け終えてから潰れる松尾スズキのケーキ屋はなんて律儀なんだ、とか。
医者の小日向文世の「ゆっくりでいいよ」っていうセリフはなんだかほっとする。
僕が一番感動した、というより涙が出そうになったのは、澪との別れ際に佑司が「ママが死んだのは僕のせいなんでしょ?」と言うところ、自分の出生に対する罪悪感というのは辛いのだろうな。