誰も知らない

近所のシネコンにてレイトショーを観る。
帰って来ることのない母親を待つ子どもたちという、悲しい状況なのだけれど、悲愴感というのはあまりない。
この映画は彼らの生活をあくまで日常として淡々と映し出すのだけれど、それがすごくリアルに感じられ、まるで自分も子どもたちと一緒に不安な日々を過ごしているような、そんな気分になる。
観終わってから「う〜ん・・・」と考えさせられる作品。良い作品だと思う。
でも映画で感動したいならそのチケット代で別の映画を観ましょう。