スピードに生きる

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経営論というよりは、本田宗一郎の技術者、あるいは経営者としての哲学を、自伝とともにまとめた本。

とくに宗一郎やホンダという会社がいかに技術を大事にしているかがよく伝わってくる。


自動車修理業から一転してピストン・リング製作に切り替え、浜松高等工業学校(現静岡大学工学部)の学生に混じって授業を受けながら、夜は研究に没頭、苦労の末に開発を成功させる話は、今で言う研究開発型ベンチャーである。


これから起業しようとする人は一度読んでおいてもいいんじゃないでしょうか。